アロハ エ コモ マイ♪
カ・マナ・オ・ケ・アロハフラスタジオ主宰
吉田 尚子 / ナオコ カ リコ プアオレナ オカラニ ヨシダ
Naoko Ka liko Pua ‘Olena Okalani Yoshida
フラとの出会い
数年前、私は私立大学で13年間、非常勤講師として勤務していました。その当時は自分に自信がなくもっと学びがしたいとの思いで、様々なの講座を受講しました。司会、話し方、朗読、コーチング、キャリアコンサルタント養成講座、カラーセラピー、プロメイク講座、ウォーキング、ソーストレーナー養成講座、華道、茶道、ゴスペル、ゴルフ、テニス、氣功、太極拳、アロマテラピー、レイキ等を学びました。また、ホノルルマラソンに参加したり、オーストラリアで短期のホームステイ、セドナのインディアンのお宅でスウェットロッジ等も体験しました。そのどれもが充実した楽しい時間でしたが、継続や展開はありませんでした。
(今振り返るとよくこれだけの凄い体験が出来たものだと感心します^^)
そんな時カルチャーセンターの発表会で、フラ(ハワイアンダンス)を踊る先生を見て、その笑顔と優しい踊りに引き込まれ「私もこんなふうに踊ってみたい。」
これが私と「フラ」との最初の出会いです。
アシスタント
インストラクターに
そのフラスタジオに入会しましたが、簡単そうに思えたフラは実はとても難しく、全く思うように踊ることが出来ませんでした。フラの魅力にどんどん引き込まれていったのです。
入会して1年半が過ぎた頃、映画「フラガール」の上映で所属スタジオの生徒さんが一気に増えました。そんな時に「アシスタントインストラクターになって指導しませんか」と声を掛けて頂き、上手くなるチャンスと捉え思い切ってチャレンジする道を選びました。
担当クラスの指導と同時に自身の新たなクラスの募集も行い、おひとり様の入会をいただきました。私の初めての生徒さんと1対1での指導が開始しました。
その生徒さんは自身の結婚式でフラを披露したいとの希望がありました。式場のスタッフさんに協力して頂き、サプライズフラは大成功!新郎さんや出席者の方々の驚いた顔、新婦さんの美しい笑顔は今でも私にとって素晴らしい思い出です。
インストラクター時代
インストラクター
として多忙な日々
担当のクラス数が増えたある日、アシスタントインストラクターから「インスタラクター」にとのお話を頂きました。もっと上手くなりたいといつも願っていたので夢のようなお話でした。
「インストラクター」はフラの指導だけではなく、スタジオ全体の発表会やパーティやイベント開催のプロデュースの役割が順番で与えられました。
数百人が参加する発表会では会場の申し込みから始まり、踊った後の写真撮影までの導線など発表会に関わる全ての業務を把握し配置する体験が出来ました。
また、大きな夏祭りのイベントへの参加やJリーグのサッカーのハーフタイムショーで踊る企画等も行いました。休む暇がないほど忙しかったこの時の経験が、現在のスタジオ運営に役立つことになります。
上京し、
そしてハワイへ
フラと同時期にスピリチュアルの学びも始めていました。感謝と祝福の「呼吸」や「祈り」、また合氣道での「氣」などその学びは深まり、子供達の進学等と同時に上京することとなり、お世話になったスタジオを退会しました。
都内でもフラを続けたいといくつかの教室の門を叩きましたが、以前のスタジオの先生以上の方に出会うことが出来ませんでした。そんな時、フラの雑誌に掲載されたハワイのクムの「フラ合宿募集」の記事に目に留まりこれは何かの縁と申し込み、その合宿に参加しました。
クム・ヒューエット氏との
出会い
ハワイ島での合宿は全てが刺激的でした。「フラの神様」と呼ばれる師との出会いが私を新しいフラの世界に案内してくれました。
師はクム・ヒューエット先生(Lehua Kwaikapuokalani Hewett)、ハワイ州からシャーマンと認められた指導者の5人の中の1人です。(”クム”とは先生の意味)
師から古典フラ「カヒコ」を学びます。カヒコとは、森羅万象に祈りを捧げるハワイ古来の神聖なフラです。この魅力に惹き込まれ、クムになるための“ウニキ(修行)”に参加出来ることになりました。指導は英語。踊りだけでなくハワイ語でチャントを学び、楽器の演奏、ハワイの歴史、衣装やレイの編み方など全てを学びます。
ナオコ カリコ
プアオレナ
オカラニ ヨシダ
ハワイ島のヒロで数週間のウニキを終了し最後の卒業はとても伝統的な儀式でした。「La’i」や「ラフィア」のパウを作り、Lehuaのチャントが流れる物凄いエネルギーの中で教えられたレイを数種類編み、海水でクレンジングをして建物にも邪気が入らない様整えます。当日は森の木が倒れるほどの強風でしたがそれは精霊たちの祝福だよと教えてくれました。「Kuahu」にチャントと祈りを捧げ、学んだチャントやフラを披露して儀式は終了しました。
その後、Lehuaよりハワイアンネームを授かり、「ナオコ カ リコ プアオレナ オカラニ ヨシダ」が誕生しました。
「リコ プアオレナ」とは「ウコンの花のつぼみ」という意味です。「飲む前に飲む」ウコンの根の黄色は、ハワイでは王族のみが身に付ける事ができた黄色です。ウコンの花は白やピンクの美しい花。蕾や新芽はエネルギーが溢れているという状態。尊い名前を頂きました。また、「オカラニokalani」(高貴なという意味)はLehuaの名前から授かりました。
カ・マナ・オ・ケ・
アロハフラスタジオ
「Mana」=マナとは森羅万象に宿る絶えることのない(エネルギー)ですべての人の周りに満ち溢れています。ハワイの人々はマナと呼ばれる霊的な力を信じています。
また、「Aloha」=アロハはすべての大きな愛という意味です。
「素晴らしい愛のエネルギーが拡がりますように。」
スタジオ名はこの願いを込めました。